上手なリフォームの進め方 その①

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どうも住まいる西ちゃんです\(^o^)/

今回からシリーズものとして「上手なリフォームの進め方」について、数回に分けてお話ししていきたいと思います!

家のリフォームは、ほとんどの方が初めてではないでしょうか?
簡易な数万程度の改修であれば、業者さんにお願いして完了!とシンプルです。

しかし、数百万単位の家のリフォームでは、いろんなことを踏まえ決定していかなくてはなりません。

そもそもリフォームってどんな流れで進めるの?予算はどのくらいが妥当?工事着工前に何に注意したらいい?などなど、そういった全体像を掴めるのはリフォームが完了した後、ってことも。

人生で1度あるかないかの大きなお買い物。
そんなリフォームの進め方をお伝えすることが、転ばぬ先の杖となればと筆をとりました^^

このシリーズはこんな感じで進めていきます!

【上手なリフォームの進め方】
 ステップ1 イメージを固める ←今回はココ
 ステップ2 費用の目安をたてる ←今回はココ
 ステップ3 業者を決める ←こちらをどうぞ!
 ステップ4 契約書取り交わす
 ステップ5 近隣への挨拶(自分で回ることの大切さ)
 ステップ6 現場を確認する(任せっぱなしにしない)
 ステップ7 工事の最終確認をする

では早速、各ステップについてお話していきましょう!

ステップ1 リフォームのイメージを固める

①現状を把握しよう

リフォームを行いたいと思ったのには、何かしらお困りごとがあってのことだと思います。これまでの生活でできた困りごとを棚卸してみましょう。

○今の生活で「これだけ」はなんとかしたい!と困っていることは?
 (生活動線、収納、段差、階段の勾配、部屋の広さ、壁紙、採光などなど)

○老朽化して不具合が生じているなどの、気になっている部分はありますか?
 (雨漏り、壁のヒビ、床のたわみ、ドアがしまりにくい、水道管からの赤水、などなど)

○設備機器の老朽化もチェックしておきましょう。
 (流し台、洗面化粧台、浴槽、トイレの便器、などなど)

②妄想(夢)を膨らませよう

「やった後悔より、やらなかった後悔」をしてほしくありません。

現実の予算や制約が頭にあると、やっぱりやめておこうか、とリミットがかかります。
現実から考えていくと、後悔がうまれやすいです。

現実の制約をとっぱらって妄想してみませんか?

・きれいな床にしてみたい!
・動きやすいキッチンにしたい!
・キレイなデザインを使ってみたい!

理想が見えると、ではどうやってそれを実現しようか?というプラスの思考が働きます。
これまでの経験上、そういった「○○してみたい!」を考え、「やりたいこと起点」で予算と見合う内容に決めていく方が満足度が高くなります。

<妄想をふくらませる問い>

「ワクワクする家が出来上がった時、それはどんな家?」
「全ての制約をとっぱらえるとしたら、どんな生活がしてみたい?」

<ヒント>

 ・ハウスメーカーさんや建材メーカーさんなどのサイトで画像を集めてみよう!
 ・イメージに近い雑誌の切り抜きを集めてコラージュしてみよう!

「わぁ〜すてき!」「いいね!」そう思えたとき、それがあなたの妄想がふくらんだサインです。

\イメージを簡単に集められるアプリもあるのでおすすめです!/

 |Pinterest https://www.pinterest.jp

③専門家との打ち合わせ前の準備しよう

図面があると、妄想のときにも役立ちますし、業者さんへ相談される際にもとても役に立ちます。

図面がない場合は、手書きでラフに書いてみる程度でも妄想を膨らませる分には問題ありません。(最悪、図面がなくても、工事に必要な図面は業者さんなどが書いてくれますので安心してください。)

マンションの場合は、管理人さんなどに聞いて図面の有無を確認しておくと間違いないですね。

管理規約で勝手にいじれない部分(共用部分と専有部分)があったり、使用材料の規定(床材は防音仕様が指定されていたりなど)があったりします。マンションの管理会社、管理組合、管理人さんに確認してください。

 

④できれば信頼のおける専門家に相談しておこう

みなさんがふくらませた妄想(夢)をより現実に落とし込んでいくために①〜③までの準備が整ったら、「信頼のおける専門家」の力を借りて相談しましょう。

ここでの相談とは、工事をする前提での相談ではなく、そもそもの大枠をつかむ程度の相談です。

相談するポイントはこんな感じ。

  • 法的(建築基準法)にクリアできるか?
  • 構造上 / 耐震上不可能でないか?
  • ざっくりとした予算感は?(500万なのか800万規模なのか?くらいのざっくり感)
  • ご自身で点検できない箇所(床下、屋根など)も簡易に点検しておいてもらいましょう。

専門家は、一級建築士、二級建築士、木造建築士などの有資格者のことを指しています。


<西ちゃんが思う信頼のおける専門家>

① 複数の案を提示してくれる
② メリット、デメリットをしっかり説明して、選択をしやすくしてくれる
③ お客様を先ず安心させてくれる


専門家知らないよ!って方は、建築士協会などがありますので、お住まいの自治体に相談されるのもいいかもしれません。

⑤優先順位を整理しよう

専門家の意見を聞いて、制約や条件等が見えてきました。
大体の方達は現実(予算)を知ってしまいます^^;(笑)

・・・ですが!!!

諦めないでください!ここで諦めてしまえば、全てゼロになります!
そもそも何を解決したかったんだろう?

 ・修繕がしたい?
 ・生活のしやすさを追求したい?
 ・きれいにしたい?

原点にもどること(①で整理した現状部分)、妄想をしてイメージを広げ、予算をつきあわせて残るもの(ご自身が判断したこと自体)が本当に実現したかったことになるのではないでしょうか?

「やった後悔より、やらなかった後悔」

それが優先順位の明確化にもなります。

本当に解決しておきたいことや、妥協点を見つけやすくなり、妄想(夢)に近いリフォームに近づけることができます。

第一にやりたいことはなんなのか?を明確にしておくと、業者さんとスムーズに打ち合わせを進めることができます。

ステップ2 費用の目安を立てる

①いろんな情報源から概算価格を集めよう

より具体的に検討を進めるためには、どんな情報の集め方がある?

検討時ではなるべく多くの情報を集めておきましょう。
業者さんの選定する上でも、理想に近いイメージを膨らませるためにも、機器メーカーを選ぶ上でも、予算感を知るためにも、たくさんの情報を集めることが大事です。

①知人、親戚からの紹介
②メーカーや工務店のホームページ
③展示場やショールーム
④チラシ
⑤住宅情報誌
⑥ダイレクトメール
⑦地域のフリーペーパー

少し大変ですが、この情報源から、一般的な相場の価格を把握してみましょう。
インターネットや書籍でも相場の価格を調べることは可能です。

見積りを簡単にシミュレーションできるサイトもあったので、紹介しておきますね。

https://www.sokkuri3.com/reform/estimate/

②余裕ある資金計画を立てよう

業者との打ち合わせを進める中で想定していなかった工事が出てきたり、工事が着工してから追加工事が発生することはよくあります。(詳細はこの記事をどうぞ!)

「要望を少し安くおさえ過ぎてるかも?」くらいにとどめておくのがちょうどいいです。

③助成金や補助金を有効に活用しよう

西ちゃんの介護リフォームのページでも、介護における助成金についてご紹介しています。
http://nishi-kensetu.co.jp/kaigo/

介護リフォーム以外にも、お住まいの市町村では様々な助成金や補助金を出しています。
調べてみましょう。

 

まとめ

今回は、上手なリフォームの進め方のステップ1と2を紹介しました。

ステップ1 リフォームのイメージを固める

①現状を把握しよう
②妄想(夢)を膨らませてみよう
③専門家との打ち合わせ前の準備しよう
④できれば信頼のおける専門家に相談しておこう
⑤優先順位を整理しよう

ステップ2 費用の目安を立てる

 ①いろんな情報源から概算価格を集めよう
 ②余裕ある資金計画を立てよう
 ③助成金や補助金を有効に活用しよう

ここまでクリアできれば、80%は完了です!

次回は、

 ステップ4:契約書取り交わす
 ステップ5:近隣への挨拶(自分で回ることの大切さ)

をご紹介します^^

残りの20%をおろそかにせず、頑張りましょう!
それでは西ちゃんでした!!

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