どうも住まいる西ちゃんです\(^o^)/
今日は西ちゃんが力を入れてとりくんでいる「住教育」について語りたいと思います。
関わり合いから自らの生活を創造する住教育
みなさんは「住教育」という言葉や考えを聞いたことはありますか?
住教育推進機構ではこのように定義されています。
住むということは「人と人、人ともの、人と空間、人と環境」など、さまざまな関わりの中で成り立っています。
住教育では、そういった関わりを学び、考え、実践することで、社会の中で多様な価値観と出会いながら、自らの住生活を創造し、夢や希望を実現する力をつけることを目指しています。
西ちゃんはこの住教育をみんなが学ぶことによって、
加速度的に進んでいる空き家の発生を止めたいんです。
空き家は全国で846万戸と過去最大の空き家数となっています。
空き家数は過去最高の846万戸に(平成30年住宅・土地統計調査)
https://www.akiya-akichi.or.jp/blog/19453/
でも空き家の戸数はそれほど問題ではないと思っています。
西ちゃんはその空き家やその地域一つ一つにある思い出の方がとても大事なのではと思うからです。
西ちゃんの思い出
西ちゃんは、鹿児島市中山町で生まれ育ちました。
近所の畑になっていたトマトを勝手にもぎって母親にこっぴどく怒られました。
でも、そこのおじいちゃんには「男の子はこのくらい元気でないといけない」と笑って許してくれました。
近くに永田川という川があり、その川で泳いでました。
大雨で川が増水していたんですが、悪ガキ二人でいつものように遊んでいたところ、母親が鬼のような形相で引っ張り上げられ、そのまま押入れに一晩押し込まれました。
柿が熟れて下に落ちており、それに虫がたかっていたそうなんですが、気づかずに食べてしまい、お腹を壊し病院に運ばれました(笑)
家の柱にマジックで線を書いて、姉と身長を競い中学2年で抜いたこと。
みなさんも何かしらこういった思い出があるんではないでしょうか?
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生まれ育った家や地域で過ごした日々、友人や近所のおじさんおばさん、忘れられない人々の顔が思い浮かんできますよね。
つまり何が言いたいかというと
田舎っていいっすよね!
そういった良さを残していけたらいいなと西ちゃんは思うんです。
実は、西ちゃんが育ったその家は、解体され今ではもうないんです。
でも、その家の解体時に出た床の間の部材を使って今の家に使っています。
そうやって生まれ育った家を今の家に引き継いでいる感覚なんです。
空き家は思い入れが少ないと増えていく
空き家は放置されることで生まれます。
止むを得ない事情もあると思いますが、家や地域への愛着や思い入れが薄いためそうなっている場合も少なくないと思うんです。
空き家は放置されると痛む一方で、台風などの際に倒壊したり、飛来したりして近隣の人に危害を及ぼします。
今の家を空き家にしないためには
①メンテナンスをして自分が住む
②誰かに貸す
③解体する
の3つしかありません。
この3つの選択をいずれみなさんはしなくてはなりません。
そのときに空き家にしないためにも、西ちゃんはみなさんにも家や地域の思い出を大事にしていただきたいのです。
「家を大事にする心」が空き家を生まない原動力になるんです。
西ちゃんは、みんなで楽しみにながら家について語ることのできる「住教育カード」を使って、「家を大事にする心」を増やしています。
住教育カードとは、ゲーム感覚で楽しみながら「住」を考えるカード形式の対話ツールです。
カード1枚1枚に住まいに関連する質問(問い)が書かれており、参加した2〜6名が、その質問に対して答えていくことで、住まいについて考えるきっかけをくれます。
少人数で実施することができるため、気軽に始めることができます。
西ちゃんはこの住教育カードの専任インストラクターの認定を受けています。
興味ある!という方は、お気軽に相談ください^^
みなさんも一度体験してみませんか?