実家や空き家の改修や解体の費用はいくらかかる?家の状態を確認してもらおう!

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こんにちは!住まいるにしちゃんです!\(^o^)/

今日は実家や空き家の改修や解体にいくらかかるの?費用を出すためにも家の状態を確認することがまず第一歩になります。ちゃんと費用についても触れておりますので、最後まで読んでくださいね!

<目次>

1こんなお悩みないですか?

2家の状態をチェックしよう!プロが見るポイントは?

  • 最重要な修繕箇所(雨漏り・シロアリ・傾斜・沈下)の確認
  • ライフライン(水・電気・ガス)の確認
  • 内装の状態の確認
  • 解体する場合、プロが見るポイントは?

3具体的に費用(金額)はいくらくらいかかるの?目安は?

  • 最低限必要な修繕
  • 内装にかかる修繕
  • 解体にかかる費用

4さいごに西ちゃんからメッセージ

こんなお悩みごとがないですか?

 

・空き家があってなんとかしたいけど何から始めたら?

・空き家の改修費用ってどのくらいかかるんだろう?

・実家の老朽化が心配で、耐久性を知りたい

・鹿児島の実家へ移住したいけど、どのくらい改修が必要?

・こういったことは誰に相談したら?

 

家の状態をチェックしよう!プロが見るポイントは?

最重要な修繕箇所(構造体)の確認

確認するポイントは「雨漏り、シロアリ、傾斜、沈下」の4つです!

この4つは、最低限修繕すべき項目であり、まずはここに問題がないかチェックします。

①雨漏りチェック

雨漏りの程度によっては、柱や梁が腐る可能性があり、修繕が必要な場合があります。

・台風時のみ雨漏りする程度であれば、問題ありません。(すぐ乾くので)

・小雨でも雨漏りする場合は、部材が腐っている可能性があるため天井裏に潜って雨漏り箇所を確認します。腐っていれば修繕が必要です。

・雨漏りが確認されていないけど白カビがある場合は、雨が一度は漏ったという証拠なので今後雨漏りがひどくなる可能性があり、場合はによっては修繕が必要になります。

②シロアリチェック

次に、家の土台部分にシロアリ(蟻道)がいるかをチェックします。シロアリがいると重要な構造体を食べてしまい、強度が落ち、ひどければ倒壊してしまう恐れがあります。シロアリの生息が確認されたら直ちに修繕が必要です。

③傾斜と沈下のチェック

傾斜や沈下は家の重心がズレており地震などの際に倒壊する可能性が高くなるため修繕が必要です。

また、水平がくるっていると平衡感覚が崩れ、生活に支障をきたす病を引き起こすこともあります。

判断する基準としては、引き戸の上と下かどちらかに1cmほど隙間が空いている(傾斜)、もしくは、四畳半の部屋の床の角から角で2cm沈んでいる(沈下)と判断します。

・・・・

という感じで、まずは、大きくこの4点をクリアできていれば、最低限の家の耐久性は担保された状態にはなります。

 

ライフライン(水・電気・ガス)の確認

続いて、水道、電気、ガスの状態をチェックしましょう!

①水道は、蛇口をひねると水が出るか?どこかで水漏れがしていないか?(トイレ排水チェック)を確認していきます。

②電気は、しっかり通電しているか?を確認します。ただ、地域によって規定がありますが、空き家状態が一定期間続いていると電気メーターが外され電気が通ってないため、通電のチェックができないことがあります。

③ガスは、ガスコンロや給湯器が作動するかのチェックを行います。1年以上器具を使っていない場合は、ご自身でガス会社に連絡をしてチェックをしてもらう必要があります。(正常に作動しない可能性が高いため)

 

内装の状態を確認しましょう

ここからはより快適に暮らしたい場合に確認する項目です。

クロス、障子、ふすま、畳、窓などをチェックをします。ここは好みや、どこまで快適性を求めるかによって、何をどこまで修繕するかが変わってきます。

 

解体する場合、プロが見るポイントは?

解体にかかる費用を計算するために現場を確認します。

ポイントは

1工事車両や重機が家のそばまで行けるか(いけなければ人力での解体になります)

2家財道具が家に残っているかいないか

の2点です。下記の解体費用のところで詳しく解説していきます。

 

じゃあ具体的に費用(金額)はいくらくらいかかるの?目安は?

最低限必要な修繕費

1)雨漏りとシロアリが確認された場合、200万〜300万規模の改修

2)傾斜、沈下修正が必要な場合、100万〜200万規模の改修

3)水回りを全て付け直しすることが多い、その場合300万ほど必要

  (風呂、トイレ、台所、浄化槽などの付け替え)

内装にかかる修繕費

・畳の表替えは、1万円以下/枚くらいですが、ピンキリです。

・クロスの張り替えは、1500円/㎡が参考価格ですね。

 

解体にかかる費用

・木造2階建 30坪くらいで120万円〜150万円ほど
(道路が狭いなどの条件が出てくると200万円以上になることも)

・タンスや服が住んでいたときのままの状態を解体するとなると、上記の解体費用に追加で50万円以上が必要になります。理由としては、分別が必要になるため人件費がかさみます。さらに、業者が廃棄することで「産業廃棄物」扱いになるため、処分費が上がります。個人で廃棄すれば、「一般廃棄物」となり自治体が安くで処分してくれます。

*解体費用が極端に安い業者である場合は、不法投棄している可能性がありますので、注意してください。

 

子どもたちに負の財産を残していくことになる

今、手に余っている空き家を放置してしまうと、これからを生きる子どもたちに負の財産を残していくことになってしまいます。

放置ではなく「自分が住む」「誰かに貸す・売却する」「解体する」のどれを選んでほしいと思います。

私たちは「決めるための手助け」はできますが、「決める」のは皆さんご自身です。これからを担う子どもたちにとって最良の選択をしていただけることを願っています。

それでは、西ちゃんでした\(^o^)/

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