感動をお届けするには、いかにお客様の「心に寄り添えるか」

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今回の記事は、前回の記事でお伝えした「困りごとを感動へ」の具体的なお話をお伝えさせていただきます。

https://nishi-kensetu.co.jp/2264/

前回の記事を書くことによって「お客様に『感動』を提供するにはどうすればいいか?」について、より強く考えるようになりました。

感動をご提供するためには、お客様が何を求められているのか「お客様の想いに丁寧に向き合うこと」の重要さに気づきました。

いかに、お客様の状況や心境をお聴きして「いかに寄り添えるか」が大切だと改めて感じております。

東京在住の息子さんが鹿児島に住むお父さんのためのリフォームのご相談

今回のご相談は、鹿児島にご実家がある東京在住の50代の息子さんからの相談でした。

現在、80代のお父さんがお一人で住まれており、依頼目的の一つは、お父さんが快適に住める環境をつくること。もう一つは息子さんが2拠点居住ができる生活空間の整備でした。

具体的には「断熱・水回り・外壁の劣化修繕」をご希望されておりました。

工事の前の、荷物(心)の整理のサポートをお申し出させていただきました

リフォームのためには、鹿児島のご実家の荷物の整理が必要になります。

数年前にお亡くなりになったお母様の遺品や、独り立ちされた息子さんたちの幼少期の物も残されたままでした。

お部屋が倉庫となり使えない状態になっていました。このリフォームを機に、残されたままの荷物を整理・片付けし、不要なものは処分しましょうというお話になりました。

大型の荷物に関しては業者さんにお願いするとして、小さな荷物については、お父さんが一つ一つ判断して捨てる必要がありました。

ですが、お父様にとって、特に亡き奥さんの遺品処分の判断は抵抗のあることだと西ちゃんは感じましたので、第三者だからこそできることがあると思い、息子さんに代わり荷物の整理に立ち合わせていただきたいと申し出ました。

現場での片付け・整理の経験から、辛い思いはさせたくない

西ちゃんは、元々、県下のシルバー人材センターの方に向けた生前整理の講師も務めており、現場の対応などの経験もありました。

遺品や荷物を「残す・処分」する判断を行うときには、気持ちが揺れ動きやすく、特に身内で行う場合は、本人のそのモノに対する思い入れが理解しあいにくいため、揉め事や関係性に亀裂が入ることに発展しかねません。

なので、第三者であり、専門的な知見を持つ西ちゃんがそのお気持ちに寄り添い、ご自身で決めるサポートをさせていただきたいと申し出させていただきました。

廊下を、亡きお母様の絵画を飾れるギャラリーに

下見でご実家を訪問させていただいた際、お母様が生前描かれた絵画作品が床に置かれている状態でした。

西ちゃんとしては、絵画はお母様の生きた証であり、飾ることで、お父様や息子さまが普段からお母様のことを日頃から感じることができる環境がつくれるのではと考え、廊下の壁に作品を飾り、スポットライトで作品を照らすギャラリーのような空間をご提案をさせていただきました。

当初、年内に完了する予定で進めておりましたが、荷物の整理も丁寧に行っていく方針に変わったため、寒さも和らぐ来年の春に着工する予定です。

実際に『お客様よりいただいたメッセージ』をご紹介します

<東京都在住のS様より>

西建設 西浩隆様

昨日はお時間いただきありがとうございました。

ご提案いただいた見積書を見て、具体的なイメージができたと同時に父の今後の生活を考えた際、心配していたことなど、お話をうかがい理解を深めることができました。

昨夜父親に電話したところ、リフォームに向けて、家の片付けは自分でもある程度やりたいと言っておりましたが、西さんがご相談に乗っていただけることも伝えました。

様子を見た上で、父の状況も含め、こちらからご連絡申し上げます。母親の法事で、帰郷することになっておりますので、そこで実家の整理をしたいと考えております。

様々ご相談に乗っていただき大変心強く思っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

安心してご依頼いただける心強い会社を目指して

このように西ちゃんたちは、建設会社側の都合で無理に工事を推し進めるのではなく、お客様の心に寄り添い、お客様の心と体調に考慮し、安心してご依頼いただける会社であることを目指しております。

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