皆さん、こんにちは!!
めっきり、冬らしくなってきた今日この頃ですが、今日のブログは
『アスベスト調査』について、ちょっと真面目につづらせていただきます💦
いつも、何事も真面目に取り組んでいますが、今回のこの『アスベスト調査』については
このブログを読んでくださる皆様にどうしてもお伝えしたかったので真面目につづらせていただきます!!
それでは、事前調査結果の報告が必要な工事を掲載します。
1:建築物を解体する作業を伴う建設工事であって、当該作業の対象となる
床面積の合計が80㎡以上であるもの(畳43畳(京間):24.2坪)
2:建築物を改造し、又は補修する作業を伴う建設工事であって
当該作業の請負代金の合計額が100万円以上であるもの
3:工作物を解体し、改造し、又は補修する作業を伴う建設工事であって
当該作業の請負代金の合計金が100万円以上であるもの
この上記の内容に合致する場合は、事前調査が必要になってきます。
アスベスト調査の重要性とは?
建物の老朽化や解体工事に伴い、アスベスト(石綿)の安全性が注目されています。 アスベストはその耐久性と耐熱性から、
建材として広く使用されてきましたが、健康に悪影響を与える可能性がありますがあるため、適切な調査と処理が必要とされています。
そもそもアスベストとは?
アスベスト(石綿)は、天然に産出する繊維状鉱物で、耐火性、断熱性、防音性、絶縁性などの機能を有しています。
1955年ごろから建材製品として使用され始め、1960年代の高度成長期には鉄骨造建築物などの軽量耐火被覆材として
多く使用されました。微細な繊維状態の鉱物で、吸い込むと肺に沈着し、長期的には深刻な病気を考える可能性があります。
そのため、平成18年9月1日の労働安全衛生法施工令の改正により全面使用禁止されることになりました。
アスベストの調査の必要性について
1・健康被害を防ぐため
アスベストの説明にもありましたように、アスベストを吸い込むと肺に沈着し
肺線維症(じん肺・肺がん・悪性中皮腫・びまん性胸膜肥厚)等の病気を発症するといわれています。今日まで、アスベストについての健康被害についての問題が表面化されるまで
時間がかかったのは、潜伏期間が長く、平均35年後に発病するとされているためです。
2・法律で義務付けられているため
※石綿障害予防規則
石綿障害を予防するための具体的な事項を定めた省令です。
内容としては、石綿障害予防のための事業者の責務、石綿の種類、事前調査、作業計画、作業の届出、作業場所の隔離や立入禁止措置、保護具の使用、作業主任者の選任・職務内容・技能講習、特別教育、健康診断、製造許可などについて定められています。
※建築物石綿含有建材調査者制度
建築物石綿含有建材調査者の役割は、建物の解体や改修の際に、石綿を含む建材等の有無を調査することです。
2020年7月に石綿障害予防規則等が改正され、建築物石綿含有建材調査者が調査にあたることが義務付けられました。
西建設でも、令和5年9月に、西建設の大ちゃんこと若松大輔さんが、
一般建築物石綿含有建材調査者の資格を取得しております。
この資格がないと、調査ができません。
ここまで文章がずらずらと並ぶと、アスベストについて不安になってしまいそうですが
お気軽に、西建設の大ちゃん(若松)までご相談くださいませ!!
『私がご説明させていただきます!!』
ここで、簡単に、アスベストの調査の流れを☆紹介します。
ご参考までに( )内は弊社の平均金額を掲載しております。
1:書面調査と目視調査(¥20,000~¥50,000)
お家を建てられた際の施工図や設計図書などの文書を基に書面調査を行います。文書内にアスベスト使用の記載がなくとも、アスベスト含有吹付け材が規制された年代と建築年次を突き合せて類推できる場合があります。また、書面がないときは、目視確認も一緒に行う必要があります。
2:試料採取(1箇所:¥10,000~¥40,000)
建材ごとに、検体を採取し、それぞれを小袋に入れ、その後大きな袋に入れます。(採取ヶ所により、機材や足場仮設が必要になります)・採取年月日、採取建物名、建材名、採取場所、採取部位、採取者名を必要情報を記入します。分析場迄運搬します。
3:分析(¥20,000~¥30,000)
分析専門業社で、専門の機会で分析をしてもらいます。
※弊社が依頼している、分析会社での金額です。
4:報告書作成(¥10,000~¥30,000)
分析の結果について、報告書を作成いたします。この報告書をもってお客様に調査の結果のご説明をさせていただきます。ここで、事業者として厚生労働省にも調査結果の報告をいたします。
厚生労働省への報告が令和4年4月1日から義務付けられているんですね。
実際に、大ちゃん(若松)が
調査している様子です。
この一連の流れを通って、調査が完了いたします。
結果次第では、当初予定していた工事内容が変わることもあります。
そうなると、工事期間の延長や、お客様のご負担金額も必然的に上がってくるので
アスベストに関しては、事前調査が必要となってきます。
また、調査現場において金額に変動があります。平均金額としては15万円ほどかかります。
西建設での取り組み
当社では、専門知識を持つスタッフがアスベスト調査を行い、安全な工事をサポートしています。
さらに、地域住民の皆様にも安心していただけるよう、調査結果や対応について丁寧に説明させていただきます。
終わりに・・・
アスベスト調査は、安全な暮らしを守るための第一歩です。
建物の解体や改修をご検討中の方は、お気軽にご連絡くださいませ。
西建設スタッフ一同、ご対応させていただきます!!